通信大学って難しい?「入学試験」や「単位取得」について

ここでは、通信大学で教員免許を取る時の一般論をお話ししたいと思います。

まず、なぜ一般論なのかといいますと、人それぞれ今までの学習の背景が異なるためです。

この文章を読んでいる方は、大学卒業している人かもしれません。大学には通った経験のない人かもしれません。英語圏に長年住んでいた人かもしれませんし、英語が苦手な人かもしれません。

このようなこともあり、大体中間層レベルに合わせてお話ししたいと思います。

通信大学の入学は難しい?

「通信大学 入学までの流れ」でも説明していますが、通信大学に入学するのに入学試験はありません。

そのため、ここでは学力は全く必要ありません。

関係があるのは、「最終学歴」です。すでにどこかの大学を卒業している方は、英語の教員免許を取得するために必要な単位だけを主に勉強すればよいです。そのため、通信大学の3年生に編入するタイプが、必要な単位だけを取得するタイプになるかと思われます。

つまり専門教養を中心に勉強するといった感じです。そのため、英語の教員免許を取得するまでに約2年かかると思っておいてください。

最終学歴が高校卒業の方は、通信大学の1年生に入学することになります。つまり一般的な大学を卒業するために必要な勉強をする必要があります。そのため、英語の教員免許が取れるまでに約4年かかると思っておいて良いでしょう。

いずれにせよ、入学試験がないため、入学すること自体は難しくありません。

単位取得は難しい?

通信大学で必要な単位を取得することで、教員免許を取得することができます。

単位を取得するためには、レポートと試験に合格しなければなりません。この2つに合格することで、その教科の単位が認められます。

まずレポートですが、大学で指定してきたテーマに沿ってレポートを書いていきます。そのテーマは配布された教科書の内容に即しています。

そのため、教科書を読みさえすればレポートはある程度かけます。しかし時に、教科書を読んでもよく分からないこともあると思います。そのようなときには、そのテーマに関することが書かれている書籍を図書館などで探し、学習することも必要となってきます。

つまり、ある程度勉強しなければレポートを書くことは難しいかもしれません。既存の知識でも書くことができる教科もあったりはするのですが、合格できるかどうか怪しいところです。

試験の難易度はマチマチ

試験の難易度は、教科によって大きく異なります。

レポートを制作する段階である程度の知識が身についているため、その程度の知識で合格できる試験もあれば、試験用にしっかりと勉強しないと合格できないものまであります。

とはいえ、高校・大学受験ほどの勉強は必要ありませんが、個人の知識レベルにも大きく左右されます。

そのため、何度でも同じ教科の試験は受けられるため、まず一度試験を受けてみて、合格できればそれで良いし、不合格であれば試験対策を行うといった感じで良いかと思います。

免許を取った後のことを考えると

免許を取った後、教員として働こうと考えているのであれば、レポートも試験もそれなりにしっかりと勉強し、知識を身に着けておいた方が良いかもしれません。

正直、学校現場では到底必要なさそうな勉強もあります。また、教員採用試験にも出ないと思われるような勉強もあります。

しかしながら、知識を多く蓄えておくのは決して無駄ではありません。

なので、時間に余裕があるようならば、1つ1つの教科をしっかりと勉強しておくのも良いかもしれません。

まとめ 入学は簡単 単位取得は勉強が必要

以上のことをまとめますと、通信大学に入学するのは入学試験があるわけではないため、難しいといったことはありません。

問題は、入学してから作成するレポートと、それに対する試験は、ある程度の知識や勉強量が必要となってきますので、そのあたりはしっかりと覚えておいた方が良いでしょう。

教員免許を取得するのですから当然ですよね。

スクーリングはおススメ!単位は取得しやすく情報交換もできる

スクーリングとは、普段通信教育で自宅学習している人たちが集まり、「講師から直接授業を受けること」を言います。

大抵、夏と冬がメインに行われ、秋、さらに週末に行われることもあります。期間としては、スクーリングで受講する授業の数によってきます。

 

取得する免許や資格、受講している通信大学によって異なってきますが、大抵の場合、何かしらの教科のスクーリングが必須となっています。

 

スクーリングに行くためには別途スクーリング代(約1万円~2万円)が必要となります。また、授業を受けに行くための交通費、宿泊費等も必要となります。必須科目は仕方がありませんが、その他の教科においてもスクーリングでの学習はおススメです。

 

直接授業は分かりやすい

直接授業を受けるので、どのあたりが大事なポイントなのか非常に理解しやすくなります。自宅学習で悩んでいたことが、案外あっさりと解決することも珍しくありません。

 

科目修了試験対策になる

スクーリングの最後の日には試験があります。試験と言ってもスクーリングの授業で出てきた内容から出題されます。講師によっては、試験に出てくる大事なところを授業中に重点的に教えてくれることもありますし、授業で使った資料やノートなどの持ち込みを許可してくれる場合もあります。

 

科目修了試験でなかなか合格できない科目については、スクーリングを受けたほうが楽に単位を取得できる可能性があります。

同じ境遇の友達ができやすい

スクーリングには、あなたと同じ境遇の人たちが集まってきます。通信教育は自宅学習のため、孤独との戦いになります。勉強に対するモチベーションが低下してしまうこともあるでしょう。

 

しかし、同じ境遇の人たちと触れ合い、知り合うことで、モチベーションは向上しますし、情報交換をすることもできるようになります。なにより、友だちが出来ると楽しいです。

最近のスクーリング事情

以前は、スクーリングは受講している大学まで行く必要がありました。なので、全国から通信学生が集まってきていました。しかしそれでは、交通費や宿泊費が非常に負担となり、安さを売りの一つにしている通信大学の良さが無くなってしまっていました。

 

近年では、全国各地にスクーリング会場が設けられるようになりました。なので、以前よりも積極的にスクーリングに参加する学生が増えてきました。

通信教育で教員になるためには

まず初めに行っておきたいことは、「大学に直接通わなくても、通信大学で教員免許を取得することはできる」ということです。

自宅学習が基本でレポートを作成し、試験に合格したり、スクーリング(直接授業)に参加し試験に合格することで単位を取得することが出来ます。

必要な単位がすべて取得し、申請することで、教員免許を取得することが出来ます。

基本は自宅学習

通信教育の基本は、自宅学習となります。

入学後に送られてくる課題を、一緒に送られてくる教科書を参考にしながらレポートを作成していきます。送られてくる教科書だけでは情報が足りない場合もありますので、そういった時は最寄りの図書館等で情報を集めることもあります。

レポートが完成したら、大学に送付します。しばらくたつとレポートの評価を得ることが出来ます。レポートが合格をしていれば、科目修了試験を受験しに行きます。そこで合格することで単位が取得できます。

このようにして教員免許取得に必要な単位を全て取ることで、教員免許が発行されます。自宅学習がメインとなるので、好きな時間に学習することが出来ます。

単位を取得する方法

単位を取る方法にはいくつかあります。

  1. レポート合格+科目修了試験合格
  2. レポート合格+スクーリング参加(試験合格)

※ここに挙げているのは一般的な方法

どちらの方法でも取得する単位は同じです。難易度で言うとスクーリングに参加したほうが単位を取得しやすいでしょう。なぜなら、スクーリングは直接講師から授業を受けるため、理解がしやすいためです。ただしスクーリング費用は別途必要となります。

⇒スクーリングの良い所

教育実習と介護実習

教員免許を取得するためには、「教育実習」と「介護実習」への参加が必須となります。

教育実習は「中学」「高校」「中学+高校」と、どの教員免許を取得するかにもよりますが、大抵2週間~4週間が一般的です。

⇒実習時間について(外部サイト)

通信大学 入学までの流れ

現在、通信教育で多くの教員免許を取得することが出来ます。「英語の教員免許」もその中の一つです。大学に直接通わなくても、先生の免許が取得できるのです。

どの教科を勉強するにしても、基本的な入学までの流れは一緒となります。

一般的な流れ

一般的な流れとしては次の通りです。

  1. 英語の教員免許が取得できる通信大学から資料請求する。(無料)
  2. 資料内の願書を記入し、必要書類を揃え通信大学へ送る。
  3. 数週間以内に入学許可通知が届く。
  4. 授業料を振り込む。
  5. 履修登録をする。
  6. 教材が届く。

順番が若干前後することがありますが、大抵このような感じとなります。

入学に関して心配される方がいるのですが、入学条件を満たしていれば入学試験無しで入学することが出来ます。

入学条件

細かく言うと多岐にわたるのですが、高校卒業レベルの資格を持っていれば誰でも入学することが可能です。心配しないでください。

参照⇒聖徳大学

入学時期

多くの通信大学では、入学時期がspan class=”orange”b”>4月と10月の年2回用意されています。

例えば4月入学の場合。願書は前の年の年末から、4月の終わりまで受け付けています。10月入学の場合も7月辺りから10月の終わりまで願書を受け付けています。

そして、教材が届いたら随時勉強を始めてもOKです。

通信制大学で英語の教員免許を取る

「英語の先生になりたい!」

そう思われる方は多いかと思います。

ずっと以前からそういった夢を抱いていた人は、「英語の教員免許の取れる大学」に進学し、卒業と同時に教員免許を取得することでしょう。

しかし、そういった人ばかりではありません。一度社会に出てから、先生と言う職業に興味を持ち始める方もいます。

ではそういった方は先生にはなれないのでしょうか?

答えは「いつでも先生になるチャンスはある!」ということです。

通信制大学で教員免許を取ることができる

社会人になってから英語の先生になる夢を抱く方は非常に多いです。

先生になるためには「教員免許」が必要となります。この教員免許。実は通信制の大学で取得することができるのです。それも通常の大学よりも学費は安く、大抵2年ほどで免許取得が可能となっているのです。

ちなみに、英語の教員免許だけではありません。ありとあらゆる教員免許を通信制大学で取得することが可能なのです。

同じ教員免許 安心してください

「通信制大学で教員免許を取得?」

少し怪しく感じるかもしれません。でも安心してください。一般的な4年制大学で取る教員免許も、通信制大学で取る教員免許も全く同じものです。

例えて言うなら、通学で取得した自動車免許と、合宿で取得した自動車免許。どちらも同じものですよね。また、通学で取得したネイリストの資格と通信講座で取得したネイリストの資格。これも同じものですよね。

違った表現をすると、偏差値60の大学で取得した教員免許と、偏差値50の大学で取得した教員免許、更には偏差値40の大学で取得した教員免許。これらすべて同じものですよね。

このように、どこで取得しても教員免許は教員免許なのです。

英語の先生になるためのレベル

「自分の英語力で先生になれるか心配・・・。」

そう思われる方もいるかと思います。確かに「中学」ならまだしも「高校」となると、それなりの英語力が必要となってきます。

と言いたいところですが、そんなことはありません。

詳しくは「英語の教師になるための英語力」にも書いてありますが、平成18年の調査によると、TOEFLで550点以上を取得している英語教師の割合は、中学で全体(22,862人)の24.8%、高校で全体(17,627人)の48.4%だった。

つまり現役の英語の先生のレベルは、お世辞にも高いものではないということです。さらに英語をぺらぺらと話せる人も少ないということです。

なので、例えば中学の英語の先生を目指しているのであれば、高校入試問題を解いてみて、8割9割取れるようであれば、学校で教えることは可能だと思います。

結論!なりたい気持ちがあれば約2年で免許は取れる

ここまでをまとめてみます。

社会人になってからでも英語の先生になることは可能です。そのためには通信制の大学に入り、必要な単位を取得しましょう。大抵の場合、2年ほどで免許を取得することができます。

英語の先生になるための英語のレベルは、それほど高くなくても問題ありません。もちろん高いに越したことはありませんが、重要なのは「子供の英語の成績を伸ばすこと」です。

中学、高校、どちらの英語の先生になったとしても、結局教えるのは「受験英語」です。受験でいかに点数を取らせることができるかということに尽きます。

先生の英語のレベルがそれほど高くなくても、子供に受験で点数を取らせることは可能です。

この辺りのテクニックは他の記事で紹介したいと思います。

中学英語が難しいと思っている親御さんへ

お子さんの英語の点数が伸び悩んで、困っている親御さんはいると思います。私も中学時代、英語は苦手でした。

そこで困った私は、少なくても単語だけは点数を取ろうと、単語の勉強はするようにしていました。その後、高校を卒業し半年間アメリカ留学をし、今では塾で英語を教える立場となっています。

そんな過去を持っている私が、中学英語の簡単な点数の取り方をお話したいと思います。

単語は完璧に覚える

英語のできない子どもの多くは、英語ができないというわけではなく、「単語を覚えていない」ということがほとんどです。

単語を覚えない一番の理由は「面倒」ということにつきます。

面倒だから単語を覚えない。
↓
単語を覚えないから書いてあることが分からない。
↓
点数が悪くなる。
↓
英語が嫌いになる。

自然な流れですよね。中学レベルの英語では文法を一生懸命勉強するよりも、まずは単語を覚えることが大事です。

質問です。次の2通りの場合、どちらの方がテストの点数を取れるでしょうか?

1.単語を全て覚えている。文法は全く知らない。
2.単語を全然覚えていない。文法はほとんど覚えている。

当然①です。単語を覚えてさえいれば、文法を知らなくても点数をある程度取ることはできます。

単語を覚えたら文法も覚える

単語は毎日の反復練習です。まずは習慣にして、単語の勉強をしていること自体を当然と思うようになる必要があります。

そして、単語の勉強とともに文法の練習をしていくわけですが、文法もそこまできっちり覚える必要はありません。公式で覚えれば良いのです。

例えば基本としては、「主語+動詞」。英語を解く際にはこのルールが基本であり、「公式」です。常に意識するようにします。

次に英語の主語には4種類しかないということを理解します。「I」「you」「複数」「その他」です。

「その他」の時がつまり「3人称」と呼ばれているものです。その時にだけ、一般動詞に「s」を付けます。

その他、現在進行形の公式は「be動詞+動詞の原型+ing」とか、現在完了の場合は「have+過去分詞」とか、受け身の文章だったら「be動詞+過去分詞」とか、こんな感じで公式を覚えていきます。

すると、公式自体はそこまで多くないということに気付くはずです。

結局は覚えた単語の組み合わせの分だけ、文章が出来上がっていきます。単語を覚える勝負のようなものです。

結論

このように、中学レベルの英語は単語さえ完璧に覚えてしまえば、全く点数が取れないということはありません。

なので、親御さんがお子さんに向かって出来ることと言ったら、「単語学習を習慣化させること」だと思います。

カリキュラム通りの授業が良いのか?

学校の授業は「指導要領」に沿って授業が行われます。全ての教科において「授業時数」というものが決められていて、1年間の内にどのくらいの時間、どの教科を勉強するのかというのが決められているのです。

それに沿って、学校の先生は授業を進めていくわけですが、学校によってその進行状況が早かったり遅かったり、先生によって早かったり遅かったりと様々です。

これにより、実は結構重要な問題が起こっているということをご存知でしょうか?

学校のレベルは周りの学校のレベルと同じなのか

少し複雑な見出しとなりましたが、「学力レベルは学校によって違う」ということです。高校ではある程度同じ学力の生徒が集まるので、学力差があまり生じないのですが(「科」が複数ある場合を除く)、中学校や小学校では、どうしても学力差が生まれてしまいます。

「A中学校は学力が高い」「B中学校は学力が低い」といった感じです。

学力がある程度ある学校であれば、カリキュラム通りに授業を進行させても問題は生じません。しかし、学力の低い学校の場合はカリキュラム通りに授業を進めてしまうと、ついてこれない生徒が出てきます。

数人がついてこれないというのであれば、ある意味仕方のないことですが、多くの生徒がついてこれないというのであれば問題です。教師はなるべく中間レベルの子どもに合わせて授業を行おうとします。その中間レベルは学校によって違うのです。

では、ここで何が問題かというと、いくつか挙げられます。

まずは、「学校での順位はライバルとの順位とは違う」ということです。つまり、高校受験では、その地域の中学校の生徒が受験します。

「中学では成績が真ん中だったからこの高校に行ける!」と思った子供がいるとしましょう。でもその子の中学は学力レベルが低かったとします。すると、中間レベルの子の学力も若干低めということになります。その低めの学力に合わせて教師は指導してきたことになります。

つまり、「その中学で成績が真ん中だとしても、周りの中学を合わせて平均を取ると、真ん中ではない」といった現象が起こるのです。

なので極端な話、学力が低い中学での成績20位は、学力の高い中学での成績50位くらいと同じレベルの可能性があるのです。

生徒の学力を客観的に包括的に見定める

こういったこともあり、生徒の学力は地域内の周りの中学と見比べたほうが良いと思います。いくら学力が低かったとしても、ある程度カリキュラム通りに授業を進めないと、分野においては飛ばしてしまうこともあります。つまり、あまり学ぶことができなかった分野が出てきてしまうのです。

どうすればよいのか?

あくまで個人的な意見です。私であれば、次のテストまでに出題されるであろう範囲を始めに把握します。当然ですけどね。そして、なるべく早く授業を進めます。

生徒の頭の中に、うっすらと覚えている状態に持っていくのです。そして、重要な事だけを繰り返し伝え続けます。英語の場合でしたら、単語は必ず覚えさせます。授業中に覚えていたら時間が足りなくなるので、その他の時間を使って小テストを行ったりします。

英語において単語を覚えるというのは勉強ではなく、ただの準備に過ぎません。体育で言うウォーミングアップみたいなものです。

恐らく数人の生徒はついてこれないでしょう。反発をする生徒も出てくることでしょう。初めのうちは何度も何度も、その生徒に合った説得方法で勉強をするように仕向けます。

しかしそれでも勉強をしないようでしたら、それは仕方ありません。その子の人生です。こちらは何度も忠告をしたのです。

といった具合で、少し冷たいように思えるかもしれませんが、これが人生というものです。努力をしないで成功はありません。練習をしないで試合に勝つようなものです。無理です。

ということで、私ならカリキュラムよりも早めに進み、復習に時間を割きます。そして英作文、読解に時間を要するようにします。

小学校で英語教育が始まったが受験英語ではない

平成23年より、小学校で英語の授業が必修となりました。小学校5年生、6年生において1年間で35時間の外国語活動が年間授業に組み込まれたのです。

これは一見良さそうに見えるのですが、通信大学で英語の教員免許を取得しようとしている方に、現実を教えたいと思います。

どのくらいの英語力が身に付いているのか?

まず、授業時数を見てみます。5年生で35時間、6年生でも35時間の授業時数が組まれています。これをその他の教科と比べてみましょう。例えば国語であれば175時間。算数も同様に175時間。音楽は50時間といった具合でです。

35時間というのは一番少ない授業時数で、その他には「道徳」「特別活動」が同じ授業時数で設定されています。

ここで少し話がそれますが、道徳の授業時数が35時間というのは考えられないと私個人は思っています。道徳の考えを形成するとても良い授業なのですが、それをこれだけの授業時数にしている意味が分かりません。

話を戻しますが、これからのグローバル社会で活躍する人材育成のための英語教育のはずですが、たった35時間しか授業として組まれていない現実なのです。

では、実際にどれだけの英語力が身に付くのかというと、小学校で2年間の英語教育をしてきた子どもに英語を教えればすぐに理解できます。「全く身に付いていない」と。

そもそも小学校と中学校の英語が違う

そもそも、小学校で行っている英語教育と、中学校で行う英語教育は全く別物です。

小学校で学ぶ英語は、いわゆる「コミュニケーション中心」の授業です。英語を使って挨拶をしたり、自己紹介をしたり、ゲームをしたりといった感じです。

一方、中学校以降の英語はいわゆる「受験英語」です。文法中心であり、単語を覚え、英作文をし、長文を読み解きます。

といったように、全く違ったものなのです。なので、小学校の英語教育を受けてきたはずの子どもに英語を教えると、ほとんど単語を書くことは出来ません。「こんにちはって英語で何というの?」と言えば「ハロー」程度は答えてくれますが、「それを書ける?」と尋ねると「できない」と答えることが多いと感じました。

見直す必要があるのでは?

といったこともあり、小学校の英語教育が中学校の英語に役に立っているかというと、私から見ると「NO」です。

そもそも、国際社会で役に立つ英語力を持った人材を育成したいのであれば、英語でコミュニケーションを取れるようにした方が良いと思います。ということは小学校で教えるタイプの英語を、中学校、高校でも実践すれば良いのです。

事実、中学校、高校、大学と英語を勉強してきたのにも関わらず、英語を流暢に話せる人はどれだけの数いるでしょうか?ほとんどいませんね。英文は読めるかもしれません。でも話せません。それでは全く意味がありません。

なので、受験英語のシステムを大幅に変更する必要があるでしょう。

通信教育で英語の教員を目指す人へ

といったこともあり、英語の教員免許を取得したら、中学校か高校の教員になると思います。その際に、小学校での英語教育を期待しない方が良いと思います。

また、受験システムが今後変わる可能性があります。指導要領も変わる可能性があります。日本が目指しているのは、国際舞台で活躍する人材の育成です。つまり、英語でコミュニケーションを取ることができる人材です。

ということは、中学校や高校で授業のスタイルが変わる可能性がります。英会話を多く取り入れてくる可能性があります。そのため、もし英会話ができない場合には、今の内から勉強をしておいた方が良いと思います。

また、英会話が出来るようになると、違った角度から英語を教えることができるようにもなり一石二鳥です。

英語の単語を覚える方法

英語の単語を覚えるのは非常に地味な作業です。しかし、必要不可欠なものです。なぜなら単語を知らなければ、問題の解きようがないためです。そのため、必死に覚えていくわけですが、多くの学生にとって、楽しい作業とは言えないものでしょう。また、必死で勉強したのに、なかなか定着しないと思っている学生もいるのではないでしょうか?

では、どのようにしたら英語の単語を覚えることができるのでしょうか?人によって覚え方は色々ありますが、いくつか考えられる方法を紹介したいと思います。

とにかく書く

一般的な方法として「書きまくる」方法が考えられます。例えば10個の単語を覚えるとして、1つの単語に対して5回、合計50個の単語を書く方法です。

この方法はあまりお勧めできません。「単語を書くというただの作業」になりやすいためです。

『単語は書くものではなく覚えるものです。』そのため、覚えられなければ、100回書こうと1000回書こうと意味がありません。なのでただの作業にしてしまわないことが大事です。

感覚で覚える

単語をただ書きまくるのはあまりおススメできませんが、声に出して書くのは1つの方法といえます。

声を出すことで、自分の声が耳から聞こえます。この時「聴覚」を使っているわけです。そして文字を書いています。「触覚」を使っているわけです。そして見ています。なので「視覚」を使用しています。

ただ単に書きまくっていた時には「触覚」と「視覚」の2つの間隔しか使っていませんが、声を出すことでもう1つ感覚を増やすことができます。これだけでも単語の定着率はアップします。

おススメの方法

私が推奨するおススメの方法を紹介します。

まず、自分がどのくらい単語を書けば覚えるのかを把握する必要があります。これには個人差があります。また、その日のやる気や単語によって左右されますので、大体の数を把握する程度で良いと思います。

そして、声を出しながら単語を書いていきます。その時に、単語のイメージをしながら書いていきます。ちょっと難しい表現なので、例を出して説明したいと思います。

例えば「scream(スクリーム)」。「悲鳴」という意味ですが「スクリーム」と言いながら10回程度書きます。そして大事なことは「悲鳴を上げている姿を想像」しながら書いてください。ムンクの叫びをイメージするのも良いでしょう。

終わったら次の単語に移ります。同じように発音しながら、その単語のイメージをして10回程度書いていきます。

その繰り返しをしていき、単語を10種類ほど覚えていきます。そうしたら、また初めの単語に戻ります。その時に、「日本語の意味」だけを書いた問題を自分で何枚も用意しておきます。そこに書いてみるのです。10問中7問~8問程度は出来るかと思います。

もし間違えた問題があったら、同じように声にだしイメージをしながら自分が「覚えた!」と思えるまで何度でも書きます。

そして再び、日本語だけが書いてある問題用紙を解きます。全問正解するまでそれを繰り返します。全問正解したら、しばらく時間を置きます。他の問題でも解いておいてください。

30分程度したら、再び日本語だけが書いてある問題を解いていきます。

このように繰り返し、「完璧に全て覚えた!」という状態までにしてください。その状態になってその日の単語の練習は終わりです。次の日には新たな単語を10個、同じように練習しましょう。それに加え、前日覚えたはずの単語をまた復習してみましょう。その次の日にはその日の単語と、前の日の単語、更に前の日の単語を復習します。

少し分かり辛いので、表にしてみました。

回数 月 火 水 木 金
10回 1~10 11~20 21~30 31~40 41~50
5回 1~10 11~20 21~30 31~40
3回 1~10 11~20 21~30
3回 1~10 11~20
3回 1~10

なぜ繰り返すのか?

人間の記憶というのは「短期記憶」と「長期記憶」に分かれているとされています。単語の練習をするとまず、短期記憶に記憶されます。短期ですので、すぐに忘れてしまいます。

しかし、何度も繰り返すことによって、長期記憶の方へ移行していきます。これが何回なのか?それは個人差があるので何とも言えないのですが、自分が何回で覚えられるのかを計測してみる必要があります。

そして、毎日繰り返すことで少しずつ長期記憶へ移行するように仕向けます。既に前日に「完璧!」と思えるくらい単語の練習をしているので、大抵を覚えていますが、前日ほどの自信はないと思います。なので、前日と同じくらいの自信が持てるくらいには数回の復習が必要となってくると思われます。

このように、月曜日に勉強した単語を金曜日まで繰り返すことで、かなり定着すると思われます。この方法は英語の単語のみならず、その他の教科にも役に立つと思います。

注意

ここで紹介した方法はあくまでも私の勉強法であり、私にはあっています。勉強の方法は人の数だけあるので、私の方法が当てはまる人もいるかもしれませんし、全く効果のない人もいるかもしれません。

なので、もし単語の覚え方が全く分からないという人は、1回は試す価値があると思います。1週間だけ試してみて、全く効果がないようでしたら、その他の方法を試してみると良いでしょう。

ただし、どんな方法を行うにせよ、楽してすぐに覚える方法はありません。どうしても反復練習は必要です。なぜならそれが人間だからです。

「I my me mine」を覚えよう

「英語は数学と同じ」でもお話しましたが、英語は決まりきったルールが基本としてあります。なので、ルールを覚えることで中学生レベルの英語であれば、スイスイ問題を解けるようになります。

今回お話するのは「I my me mine」です。これは「表で覚える」ことが大事です。

~は ~の ~に・を・が ~のもの
私 I my me mine
あなた you your you yours
彼 he his him his
彼女 she her her hers
私たち we our us ours
彼ら・彼女ら・それら they their them theirs
あなたたち you your you yours
それ it its it –

これらは大抵中学1年生の段階でほとんど覚えることができます。ただ、全てが一気に出てくるわけではなく、単元が進むごとに少しずつ登場します。つまり「I」「my」 「me」 「mine」を一緒の単元で覚えることはないのです。バラバラです。このことで、この4つの単語を上手く関連させて覚えられない子どもが出てきます。

結局覚えなければいけないことなので、私は一気に教えるようにしています。

覚え方

まず、この表の骨組みを書きます。

~は ~の ~に・を・が ~のもの
私
あなた
彼
彼女
私たち
彼ら・彼女ら・それら
あなたたち
それ

こんな感じですね。多くの子どもは百ます計算を知っているので、その要領で「私」と「~は」が交わるところが「私は」であることを教えます。他も同様です。「私」と「~の」で「私の」といった具合です。そしてそこに入る単語を書いていきます。このような感じで全ての穴埋めを埋めていきます。表が完成したら次は発音の練習です。

九九のように、何度も何度も言う練習です。「アイマイミーマイン、ユーユアユーユアーズ・・・」といった感じで、何度も何度も繰り返します。何回か繰り返しているうちに覚えてしまいます。

次に「私の段」(そう呼んでます)だけ書きながら覚えていきます。それを5回ほど繰り返し、次の段である「あなたの段」に移ります。それを同じく5回繰り返したら、一度「私の段」に戻ります。つまり復讐です。軽く覚えている状態なので、記憶を定着させるために、復習を行います。それは2回程度でOKです。次に「あなたの段」を同じように2回程度復習します。そして次は「彼の段」に移ります。

このように、反復練習を混ぜながら、そして口で実際に発音しながら覚えていきます。その授業が終わるころに再び復讐で言わせます。宿題として穴埋めのプリントを1日1枚分渡します。付け加えるように、「1日1枚分渡したけど、何度やっても良い。絶対に覚えてこよう」と言います。

次に練習するときには、まず「アイマイミーマイン、ユーユアユーユアーズ・・・」と言わせるところから始めます。そして、穴埋めを行います。

絶対に必要な事だから初めに覚えてしまう

ここは必ず覚えなければいけないところです。なので、学校で習っていなかったとしても覚えさせても問題はありませんし、逆に役に立つと思います。例えば文法であれば順序良く教えたほうが良いと思いますが、単語に関してはその限りではありません。

最終的には全て言えるようになり、表自体を作れるようになります。ここまでできるようになって成功と言えます。